長らく発表になっていなかった事業再構築補助金の募集ですが、ポストコロナで苦戦されている企業の皆さんはぜひ挑戦していただきたいものです。中小企業庁は、ポストコロナに対応した事業再構築をこれから行う事業者の皆さんやコロナの影響を受けた事業者の皆さんが一定程度存在すると考えており、抜本的な見直しを行った上で第12回公募を開始していますが、採択後の交付審査・実績審査用のシステムを刷新し、従来にも増してAIを導入するなどして審査を標準化・高度化し、審査の厳格化を図っています。そのため認定を受けても短期アウトカムとしている事業化段階の報告を四半期毎に行うよう義務化を図り、他の補助金の申請データを効果検証に活用し、EBPMを強化するとしています。EBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案)とは、政策の企画をその場限りのエピソードに頼るのではなく、政策目的を明確化したうえで合理的根拠(エビデンス)に基づくものとすることとされ、申請及び認定後に関してもしっかりその事業内容を見ていくというものです。申請にあたってまず事業再構築の必要性のストーリーを分かりやすく提案することが求められると同時に成果も図る必要があります。早めの取り掛かりをお願いします。
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